【クラウドファンディング開催中】11月15日(日)23:59まで、CAMPFIREで行っています。

犬が前足で「ちょいちょい」してくるのはなぜ?気持ちと上手な付き合い方

愛犬が前足で「ちょいちょい」と触ってくること、ありませんか? 見上げながらのしぐさはとてもかわいいですが、「何を伝えたいの?」「毎回応えてもいいの?」と気になる飼い主さんも多いはず。この記事では、犬が前足でちょいちょいしてくる理由と、ちょいちょいされたときの上手な応え方を解説します。

犬の「前足ちょいちょい」とは

犬が前足で飼い主をちょいちょいと触るのは、多くの場合、飼い主に何かを伝えたいときのしぐさです。人でいえば、話しかける前に「ねえ」と声をかけるのと同じ。犬にとっては、飼い主とのコミュニケーションのひとつです。

ちょいちょいしたときに飼い主が応えてくれると、犬は「前足を出せば気づいてもらえる」とすぐに覚えます。ちょいちょいの多さには個性があり、何度もしてくる子もいれば、ほとんどしない子もいます。

犬が前足でちょいちょいしてくる主な理由

ちょいちょいの意味は、いつも同じではありません。その時の場面を見ると、何を伝えたいのかが分かります。

なでてほしい
よくあるのが、スキンシップの催促です。なでている手を止めたとたんにちょいちょいしてくるなら、「もっとなでて」のサインです。

ごはんやおやつがほしい
食べ物がほしいときにも、前足でアピールします。

外に行きたい・遊んでほしい
特に子犬は、トイレや遊びで外に出たいときに、前足でちょいちょいしたり、吠えたり、しっぽを振ったり、おもちゃを持ってきたりして誘います。

不安を感じている
雷が鳴ったとき、飼い主が出かけそうなとき、ドアをたたく音がしたときなど、怖くて安心したいときにも前足をかけてきます。息が荒い、しっぽが下がっている、そわそわしているといった様子が一緒に見られたら、不安のサインかもしれません。

飼い主をなぐさめたい
飼い主が落ち込んでいるとき、元気づけるように前足で触れてくる犬もいます。

ちょいちょいには、応えてあげてOK

ちょいちょいは、犬が飼い主に気持ちを伝えようとしている大切なしぐさです。理由が分かれば、いつも払いのける必要はありません。なでてほしいならなでてあげる、不安そうなら「大丈夫だよ」と声をかけて、やさしくなでたり、お気に入りのおもちゃを渡したりして安心させてあげる。気持ちに応えることが、愛犬との絆を深めることにつながります。

ただし、ちょいちょいのたびにすぐ応えていると、犬は「ちょいちょいすれば応えてもらえる」と覚え、回数がだんだん増えていくことがあります。特に、ちょいちょいされるたびにおやつをあげるのは控えましょう。

ちょいちょいが多くて困るときの対処法

家事や仕事で手が離せないときなど、ちょいちょいが多くて困る場合は、次のような方法を試してみましょう。

先に満たしておく
ちょいちょいが出やすい時間の前に、散歩や遊び、トイレを済ませておきます。散歩やごはんの時間をだいたい決めておくと、犬も「そろそろだな」と分かるようになります。テレビを見る前などに、フードを詰めたおもちゃを渡しておくのもおすすめです。

少しだけ待ってもらう
いきなりまったく応えないようにすると、犬にとっては我慢が大きすぎて、甘噛みや飛びつきに変わることがあります。まずは30秒ほど待ってから応え、少しずつ待つ時間をのばしましょう。はじめのうちは、ちょいちょいが一時的に強くなることもありますが、根負けせずに続けるのがポイントです。

代わりの伝え方を教える
おすわりができたら、ほめてから応えます。「前足よりおすわりのほうが通じる」と覚えてもらいましょう。

叱らない
叱られることも、犬にとっては「かまってもらえた」ことになってしまいます。困っても、叱らないようにします。

なお、待ってもらう練習は、体調が悪くないこと、痛がっていないことを確かめてから始めましょう。

まとめ

犬の前足ちょいちょいは、飼い主への「ねえ、気づいて」のサインです。

  • なでてほしい・食べ物がほしい・外に行きたい・不安・なぐさめなど、意味は場面で見分ける
  • 気持ちに応えてあげてOK。不安そうなときは声をかけて安心させる
  • 多くて困るときは、先に満たし、30秒ほどから少しずつ待ってもらう
  • 叱らず、おすわりなど代わりの伝え方を教える

理由が分かると、ちょいちょいは払いのけるものではなく、愛犬との絆を深めるきっかけになります。

膝にちょこんと乗る小さな前足は、その子なりの「ねえ、聞いて」なのです。

参考:アメリカンケネルクラブ(AKC・米国の犬の登録団体)の解説(2026年)/同じ団体の獣医行動学の専門医の解説(2025年)

TOMORU|犬猫と暮らす毎日のために、ケアを考えています。
🐾 Instagram(@tomoru_petcare)でも毎日お届けしています。

関連記事

TOP